大人のきょうだいのための会
nagosib(なごしぶ)は大人の「きょうだい」のためのセルフヘルプグループです。
きょうだい会の開催を中心に、愛知県名古屋市を拠点に活動しています。
「きょうだい」とは障害・病気を持つ人の兄弟姉妹のことを表します。
きょうだい会とは?
nagosibでは定期的に大人のきょうだいだけで思いや経験を語り合う「きょうだい会」を開催しています。
誰が参加できるの?
障害・病気のある兄弟姉妹がいらっしゃる成人の「きょうだい」であればどなたでも参加いただけます。お住まいの地域は問いません。
会ではなにをするの?
きょうだいとして過去に感じていたことや今の悩みなどを、雑談も交えながら自由に話をしています。基本的にお互いにアドバイスなども行いません。ご自分の気持ちを大切に、誰かときょうだいとしての話がしてみたいなと思ったらご参加ください。
なお、安全な会とするためにいくつかルールを設けていますので、事前にご確認ください。
場所や参加費は?
現在はzoomを使いオンラインできょうだい会を開催しています。参加費は無料です。
対面での開催などが始まりましたら改めてお知らせいたします。
運営スタッフはどんな人?
運営しているのは、自分自身も「きょうだい」であるボランティアスタッフです。参加されるみなさんにお話いただけるよう気を配りながら、スタッフもみなさんと一緒に自分の思いや近況など話しています。
申し込み方法は?
各回、開催日が決まりましたらメーリングリストで申し込みフォームを公開します。
参加したいときに、その都度お申込みください。
なお、メーリングリストからのお知らせを希望される方は下記のフォームから申請ください。
その他の活動
きょうだい当事者として情報発信などを行っています。
ケアをしている幼い子ども達に、ケアの状況や本人の必要としていることなどの聞き取りに活用いただけるアセスメント冊子がイギリスで公開されました。
nagosibはプロジェクトメンバーとしてそちらを日本語に翻訳したものを無料で公開しております。
かわいいうさぎのイラストとともに楽しく子どもが状況話せるように工夫しております。ぜひ、みなさまのヤングケアラー支援活動にご活用ください。
幼いヤングケアラー達とのコミュニケーションに利用いただける、無料のイラスト集がイギリスで公開されました。nagosibは日本向けプロモーションを行っております。
本イラストはおおよそ8歳以下の幼いヤングケアラーがこれまで見過ごされてきたという課題意識の元に作成されました。日本のヤングケアラー支援にも活用いただけます。詳細はこちらをご確認ください。
ヤングケアラー版クロスロードゲーム完成報告&体験会 (2023年8月10日)
nagosibが共同作成いたしました(詳細はこちら)ヤングケアラー版クロスロードゲームの完成報告&体験会が名古屋学院大学主催で開催され、nagosibスタッフも製作者&きょうだいケアラー当事者として参加をしてきました!
前半では、ヤングケアラーからダブルケアラーまで様々なケアにまつわる当事者からの体験が語られ、家族全体への支援の必要性を考える機会となりました。後半では、実際にゲームを使いヤングケアラーが子どもだからこその迷いや悩みについて理解を深めました。
本ヤングケアラー版クロスロードゲームは、今後nagosibおよび他の共同制作団体の開催する会にて利用可能です。nagosibでも活用の機会を広げていけたらと思っています。
ヤングケアラー版クロスロードゲーム制作 (2023年4月)
名古屋学院大学、YCARP:立命館大学人間科学研究所内「子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト事務局」、一般社団法人ダブルケアパートナーと共に、ヤングケアラー版クロスロードゲームを作成しました!ヤングケアラーが抱える正解のない問題を自分ならどう選択するか考えることで、ヤングケアラーへの理解を深める内容となっています。
4月10日きょうだいの日プロモーション動画参加(2023年4月)
4月10日のきょうだいの日に合わせて公開される、きょうだいの日のプロモーション動画にnagosibスタッフも参加しました!